絶滅を危惧されたバイソンと日本の犬猫の類似性
環境省の殺処分のデータを資料のページから確認していました。今はグラフで容易に遡って確認出来るのは、昭和49年までの45年間、おおよそ2,750万匹が殺処分されたようです…
アメリカバイソンはあの広い大陸で6,000万頭が生息していましたが、ご存知の様に乱獲で1,000頭にまで減り、絶滅の憂き目を味わいました。バイソンは白人が入った17世紀から20世紀の間の出来事で、動物を絶滅へと追い込む殺戮の代名詞になっていますが、差異の無い事が日本でも行われている事はどうしても悲しくてなりません。
しかも、人の大切なパートナーと呼べる犬猫。
グラフを見ると、殺処分と収容数が綺麗に正比例を示し、昨今の愛護の盛り上がりが何も影響を与える事が出来ていない事は残念で仕方がありません。
確かに、犬猫の嫌いな人はいると思いますし、興味が無い人も多いと思いますが、頻繁にテレビなどで見る犬猫好きの人が、その命の問題に真摯に対峙しようとしない現状もまた、哀しい現実です。
大切な命の為に出来る事はあるのですから…
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