数値基準が必要では?

TNRは猫の無慈悲な殺処分を防ぐ為にも大切で必要な個体管理方法。下記のレポートによると個体数を減少させるには少なくても地域猫の半数以上の処理が必要とのことで、また、イエネコでなくても、大学の校内などの環境下であれば、8カ月までの子猫の生存率が48%とあり、繁殖力を考えると当然、人里での生息の場合は、かなり増加する可能性が高いと推測されます。
ただし、生存の許容頭数が明確化されない現状は、やはり疑問を否めません。街の生息数は地域差があり、自然環境が厳しい地域では、感覚的に明らかに減少しているように思われますし、反面、ネットでは増加しているとの声の方をよく目にします。先ず地域差が有ることは確実で、SDGsの精神に則り、本来なら猫本来の生態に任せるべきを、人がそれを管理するならば、一律にTNR重視でなく、地域にあった明確な指標の必要で(数値基準)指標が無いばかりに、猫との共生の道は絶たれているように感じます。
「猫の個体群動態と生態」 三井香奈氏 加隅良枝氏 帝京科学大学院理工学研究科アニマルサイエンス専攻 レポートよりデータ参照

保健所犬猫応援団

保健所からの選択肢 あらたに犬猫を飼い始める方のたった10人に1人が選択するだけで日本の無情な殺処分は無くすことが出来ます。それは、伝えること、知ることで可能になる誰もが無理なく出来る応援が実現の鍵です。一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。 詳しくはメインHPにてご確認下さい。 ※保健所犬猫応援団は、殺処分ゼロを願い告知啓蒙の活動する愛護活動です。 犬猫の保護団体ではございません。

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