命の奇跡
生命の神秘は計り知れない
生命がどうして生まれたか?と考えても、偉い学者先生でさえ明確な答えは導き出してはいないのかも知れませんが、35億年以上前に生まれたのは確かなようです。最初の頃は植物、動物いずれでも無い真正細菌に分類されるとの事ですが単細胞の微生物、この存在が無ければ、今の文明は元より、人間すら存在は無かったかも知れません。そこから、細胞とミトコンドリアの合体、DNA(遺伝子情報)が様々な生命に枝分かれし、多様性を育み現代に至っています。命の一つ一つが正に奇跡ですね。
では、一番の関心事、「魂」、人が亡くなると無になってしまうのでしょうが?
宗教学では、始まりが、元々、単細胞生物からでは無く、神様が直接、人間を作ったことになっている場合が多いので、科学的とは言えませんが、それでも、神話が現実を抽象化し語り継がれる場合も大いにありますから、全否定すべきものでも無く、寧ろ、たくさんの真理が含まれていることも確かです。一般人よりも遥かに突き詰めているのでは。
一方、動物たちに目を向けると、身近な生命たち、例えば、一寸の虫にも五分の魂のことわざが示す通り、魂を感じずにはいません。少なくとも犬猫と暮らしを共にされたことがあれば、人間にだけ魂があると思い込むことは無いのでは。広く考えれば植物にさえ、魂を感じます。
そこで、もし、魂がそれぞれにあると考えた時に、その魂の一番の目的は何でしょうか?生物の場合、知能が有っても無くても、子孫を残すことに一番の能力を使います。中には自分自身の命すら犠牲にします。それは単に本能なのでしょうか?
生命たちは想像以上に、情報を子孫たちに遺します。
もちろん、情報のみでは無く子孫を残すのは、環境適応能力の高い個体。
その情報と言う点で、疑問なのが遺伝子レベルの伝達で、本当に要学習に近い行動が本当に取れるのでしょうか?
ここに微かな生まれ変わりの可能性を感じます。
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