犬猫を飼い始める方がペットショップやブリーダーでの購入割合は90%
データを探せませんでしたが、ペットフード協会のデータを参考にすると、現在、ペットショップやブリーダーなどから購入する方の割合は9割近くになっている様に推定されます。以前、環境省のデータでは、知人などからの譲り受けや、拾ったりなどが一番の選択肢でしたが、確かに現在は、一般の方の非営利な繁殖はほとんど無くなり、野良もいなくなりましたので減少も納得です。ペット産業の伸び率はどれだけのものでしょうか?個人的にペットショップやブリーダーでの選択は否定はしませんが、何だかんだ言って、野良を淘汰して、一番喜んでいるのは…
殺処分が無ければ、どうでもいい話しですが、命を繋ぐ選択肢すら、減少している日本、悲しい現実です。
2019年 と比べ飼育意向低下が顕著なのは、60代・70代でした。飼育阻害要因として、「別れが つらい」、「最後まで世話をする自信がない」といった項目が他の年代と比べ、特に高くな っています。犬との生活で得られる喜びへの期待感に反して最後まで世話をする自信や責 任感への葛藤が垣間見れます。 なお、猫の飼育意向は、20代を除き、5年前と比べてほぼ横ばいとなっています。
<一般社団法人 ペットフード協会2020年(令和2年)全国犬猫飼育実態調査 結果PDFより>
資料から、2020年の新規飼育者飼育頭数は94.5万匹となります。2017年の販売頭数は85万匹、近年の増加分を入れなくても、その割合は約90%となります。現在、ほとんどの人が犬猫は購入と言う選択でしょうか。最近の犬猫を飼い始める動機は、コロナ禍もありますが、ネットを含めたメディアの影響が大きいと考えられます。また、上記の様な結果も、別れがつらい点では致し方無いですが、年齢で犬猫との暮らしを諦めなくてはいけない社会が、成熟した社会とは言えないですし、かけがえの無い暮らしの為に応援を続けたいと思います。
犬猫が安心して暮らせる社会は、人にとっても大切な社会です。
10人に1人の保健所からの選択で実現出来ます。
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