世界が素晴らしいと感じるのは…

人の場合の里親の実状ですが

「世界の状況を見てみると、日本とは違い、子どもは家庭的な環境で育んであげることが大切だということで、主要なのは里親制度で、施設は補完していくような立場になっているんですよね。「諸外国における里親等委託率の状況」によると、里親委託率は2010年の段階で、日本が12%。韓国が43.6%。イタリア、ドイツ、フランス、イタリアが約5割。イギリス、アメリカ、香港は7割強。オーストラリアに関しては93.5%。国によって状況が全然違いますね。」

日本の里親「世に知られていない」数々の真実より

現在は、日本でも里親の認知が進んで、この時点よりも上がっていますが、20%未満と、まだまだ、諸外国に比べ低い状況は続いています。

犬猫の場合は確かに、里親委託率とした場合に、人の数値よりも高く約48%になりますが、しかし、残ってしまった犬猫は、ご存知の様に殺処分されてしまいます。

日本では里親に対して、数字でもわかる通り、想像以上に抵抗感がある様に常に感じています。犬猫にしても、単純に里親が増えるだけで、殺処分の回避が出来る事実を、何故か否定されることはしばしばで、風潮自体がこの選択自体を二の次とし、事実、犬の譲渡数は5年間で20%も減少、猫も減少に転じています。いずれにしても、この里親に対する現代日本人の抵抗感を無くすことが、犬猫の里親の当たり前で実現出来れば、人に関しても良い影響があることに間違い無いと感じています。

例え両親が居なくても、両親に問題があったとしても、暖かい家庭が代わりになって迎え入れてくれる社会、世界の国々が孤児をこんなに多くの割合で、家族に迎えていることを素晴らしいと私は感動すら覚えます。

人の場合はもちろん、様々な理由で孤児になってしまう事は、人々は理解出来ると思います。犬猫の場合も、もちろん同じです。

それでも、多くの方々は、犬猫の場合、孤児は飼い主の責任と言い切ってしまうのでしょうか…

例え、日本の非常識、持論の展開と言われても、断言出来るのは、命を繋ぎ守るよりも大事な愛護など無いことは、世界の常識です。


保健所犬猫応援団

保健所からの選択肢 あらたに犬猫を飼い始める方のたった10人に1人が選択するだけで日本の無情な殺処分は無くすことが出来ます。それは、伝えること、知ることで可能になる誰もが無理なく出来る応援が実現の鍵です。一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。 詳しくはメインHPにてご確認下さい。 ※保健所犬猫応援団は、殺処分ゼロを願い告知啓蒙の活動する愛護活動です。 犬猫の保護団体ではございません。

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