思いやりをもった距離感が大切です。
日本は動物が住めない不毛の地ではありませんから、人間以外の動物も言うまでもありませんが、たくさん、住んでいます。時折、様々な接触でニュースにはなりますが、その動物たちを一網打尽に捕まえ、命を奪ってしまうなどにはならないですね。そんな野生動物との関係で、トラブルを避ける一番の手立ては、極力、接触や干渉を避けることがあげられます。
犬猫たちにも、実は当てはまる事でもありますが、残念なことに、狂犬病予防法によって、飼い主がいなければ、捕獲され、新たな飼い主が見つからなければ殺処分されてしまいます。
ご存知の方も多いと思いますが、行政の猫の収容数は減少しています。様々な理由がありますが、その一つに、今までの様な積極的な収容をしなくなっています。殺処分ゼロを目指す中で、地域猫などの概念が結び付いたと考えられます。つまりは猫とは、他の鳥類などの様に共生を目指す。そこで必要なことが、野生動物の様に適度な距離感が大切です。
最近よく聞くのが、野良猫が可哀想だから、助けたけど、保健所に電話したら、保健所では殺処分するようになると言われ、引取先を探したが、見つからない…また、違う事例で、数匹の猫を見つけて…同じく。確かに、野生動物は人と比べれば過酷な環境に生きているかも知れません。しかし、それは人間の価値観でしか無いことも認識する必要があります。猫の場合、元飼い猫は別ですが、やはり、適度な距離感、干渉しすぎないことも大切です。
先の話しでは、結果、引き取り手を見つけられず、保健所で殺処分(猫の場合は同じ持ち込み理由が、元々、多かった)生きる自由は奪われています。
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